身近な人を連帯保証人に立てなくていい
マンションを借りるときは不動産賃貸借契約を結びます。通常は親族や上司などが連帯保証人となりますが家賃保証会社が保証人となるケースもあります。入居者が病気やけがなどを理由に家賃が支払えなければ家賃保証会社が立て替えます。立て替え代金は後日、入居者から支払いします。連帯保証人となる人物がいない場合にこの家賃保証が使われます。雇用環境や少子高齢化により、連帯保証人が役割を全うできない時にも使われます。相手に万が一の責任を負わせるリスクを考慮し、手数料を支払って依頼する方も増えています。また、大家さんが積極的に利用したいときも当てはまります。「連帯保証人不要」と記載されているなら、入居の申し込み時に家賃保証も申し込みます。
どれくらいの保証かじっくり確認しよう
会社を選ぶには保証期間や保証内容を重視しないといけません。家賃滞納が発生したら家賃の上限が保証期間中は保証されます。大体は1年から2年ほど設定されています。家賃保証の内容は会社ごとに比較しないといけないポイントです。原状回復の費用や万が一訴訟に発展した時の法的手続きなどどこまで保証してくれるか異なってきます。重点を置くポイントを明確にしてから家賃保証会社を選択しましょう。家賃滞納が始まったら大家さんは家賃保証会社に立て替えを報告します。立て替えの入金は対応が早いと1週間以内となります。すぐに入金してほしい方は立替日数が短い会社がおすすめです。
リスクは低いほうがいい
家賃保証会社で最も重視すべき点はやはり倒産リスクが低いかどうかです。会社の経営基盤が安定してないともしもの時に頼りになりません。過去に家賃保証会社が倒産し、管理会社や入居者が困る事例が発生しています。倒産すれば保証がそもそもなくなってしまい受けられなくなります。連帯保証人もつけてないので、家賃を滞納しても請求できるのは賃借人のみです。賃借人は大きなリスクを背負ってしまいます。トラブルがないよう、事業内容と資金が安定した家賃保証会社をなるべく選んでください。
